沖縄の米軍基地問題

米兵の性犯罪摘発 沖縄以外の3県でも5件非公表

沖縄県での米兵による性的暴行事件の相次ぐ発覚に関連し、神奈川、青森、山口の3県でも2021年以降に報道機関に非公表とした米軍関係者の摘発事例が、計5件あったことが明らかになった。
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共同通信によると、神奈川県警は強制性交致傷事件など2件で書類送検したが、その後検察が起訴猶予か不起訴処分とした。公表しなかった理由は「二次被害防止や報道による精神的苦痛の配慮」と説明した。
青森県警も強制性交事件など2件で書類送検。公表しなかった理由も「公表していない」とした。強制わいせつ事件1件で書類送検した山口県警は「公益上の必要性とプライバシーの保護」を非公表の理由とした。
沖縄県では米兵による性犯罪の発覚が相次いでいる。昨年以降、計5件の事件があったが報道発表がなかったことが明らかになっている。また、事件を把握していた外務省や防衛省、米軍などから沖縄県への連絡がなかったケースが問題視され、7月初旬には玉城デニー知事が上京し、関係各所に抗議と要請を行った。
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