学童保育の待機児童が過去最多の1万8462人、共働き家庭増加

共働き家庭などの小学生を放課後に預かる「学童保育」について、定員に空きがないなどの理由で利用できない待機児童の数が2024年5月時点の速報値で1万8462人にのぼり、過去最多となった。NHKが報じた。
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「学童保育」は自治体やNPOなどが運営し、共働き家庭が増加する中でニーズが増えている。こども家庭庁の調査では学童保育の利用を希望する児童の数は速報値で151万5205人で、前年よりも5万8000人近く増加した。
特に夏休みはニーズが高まることから、こども家庭庁は夏休み中などに期間を限定して開所する学童保育への支援策を検討するなど、整備を進めることにしている。
一方、保育所の待機児童は減少傾向にあり、2023年4月時点では全国で2680人と過去最少を更新している。
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