バイデン氏の決断で米国は深刻な危機状態に=米専門家ら

米国の憲法史家・政治評論家のダニエル・ラザール氏はスプートニクに対し、バイデン氏は大統領選撤退をこれほど長く遅らせたことで、民主党に打撃を与えたと指摘した。
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「カマラ・ハリス氏は、大統領選で大方の予想以上に良い結果を出すだろう。バイデン氏の決断が致命的なものとなるかわからない。それでも私はトランプ氏が勝つと思う」

ロン・ポール平和・繁栄研究所のダニエル・マクアダムス事務局長もまた、バイデン氏の大統領選撤退により「民主党は完全に混乱に陥る」と強調した。
「選挙の数ヶ月前にどうして候補者を撤退させることができるのか?カマラ・ハリス氏は極めて不人気で、バイデン氏よりもさらに不人気だ。前回大統領選に出馬した時、彼女は文字通りゼロ票だった。問題は、党がどうするかだ」
「米国は今、本当に深刻な危機的状況にある」と同氏は付け加えた。
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