ロイター通信は、英防衛大手BAEシステムズ幹部のハーマン・クラセン氏の話を元に、3カ国は2025年に戦闘機の設計と開発に移行する計画だと伝えている。
新型機はこれまでのコンセプトとは異なり、機体の空気力学を向上させるため翼幅を拡大すると指摘されている。インテリジェント兵器システム、ソフトウェア駆動のインタラクティブコックピット、統合センサー、現在のシステムの1万倍のデータを提供できる強力な次世代レーダーが搭載されるという。
2022年12月、日英伊は2035年までに次期戦闘機を共同開発する「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」を開始することで合意した。昨年12月には、企業側との契約や輸出入管理を行う政府間機関の設立に関する条約が結ばれた。
木原稔防衛相は22日、英国に向け出発した。23日に日英伊防衛相会合に出席する予定。