パレスチナ2勢力が北京で会談 和解文書に調印

パレスチナ内で対立するファタハとハマスが、中国の仲介により北京で会談した。23日には協議が公にされ、2勢力は分裂の終結とパレスチナの団結強化を定めた共同宣言に署名した。署名式には中国の王毅外相も出席した。
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ファタハはパレスチナ自治政府主流派で、ヨルダン川西岸地区を支配。比較的穏健派とされている。一方のハマスは2007年、ガザ地区からファタハを追い出す形で同地区を掌握。その後、パレスチナではファタハとハマスによる事実上2つの政府が並立していた。イスラエルとハマスの紛争が再燃して以降、両者が接近する形となった。
中国は昨年、2016年以降断交していたサウジアラビアとイランの国交回復を仲介するなど、中東方面での仲裁役としての影響力が大きくなってきている。
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