ミサイルの射程は百数十キロで、爆発しない演習用ミサイルを島の沖合の訓練海域に向けて発射するという。2026年度以降の運用開始を目指している。
防衛省は、「反撃能力」としても使用するべくミサイルの射程を約1000キロに延ばす計画もしている。改良型ミサイルや開発中の高速滑空弾などの発射試験や訓練も行われる見通し。
射程が100キロを超えるミサイルの射撃場の整備は初めて。南鳥島での訓練は離島の防衛能力を強化する狙いがあるとNHKは指摘している。
防衛省は都や小笠原村に計画を伝えたとのことだが、小笠原村は計画について「必要なものだと受け止めざるを得ない」としており、発射の方角などに関する懸念点について防衛省に検討を求めるという。