「交渉についての具体的詳細はまだ何もない。よく分からない仄めかしはあるが、どれほど現実的かは不明だ。ロシアとのいかなる交渉も禁じたウクライナの措置は今も継続中だ」
ペスコフ報道官はこれまでにも「対話を始めようとするウクライナの声明自体は、ロシアの立場と合致する」「接触を排除したり、最後のウクライナ人になるまで戦うといったような声明よりはいいものだ」と評価していた。
ウクライナのゼレンスキー大統領はこのごろ、英BBCのインタビューで、「もしロシアが第2回平和サミットの案について話し合う気があれば、我々もロシアの代表者と話す用意がある」と発言していた。24日にはクレバ外相が中国の王毅外相との会談のなかで、交渉の可能性に言及していた。
ゼレンスキー大統領は2022年、自身の大統領令によって露現政権との和平交渉を禁じ、以降対話の道を閉ざしている。