これに先立ち、米国のウッド国連次席大使は同会合で、ロシアはガザの人道状況改善のためにほとんど何もしていないと非難、ウクライナ危機にも触れ、ロシアは「人道危機の解決に貢献していない。ロシアはそれらの危機をつくり出している」と述べていた。
ネベンジャ大使はまた、米国によるイスラエルやウクライナへの多額の兵器供与に言及し、「これがワシントンの現実的な貢献だ」と指摘した。
大使は、ロシアは世界食糧計画を通じてパレスチナに人道支援を行っており、「パレスチナの人々はこのことをよく知っている」と述べた。
ロシアはウクライナへの兵器供与により紛争の調停が進まないと指摘しているほか、NATOによる紛争関与は危険な火遊びだとし、再三にわたり警告している。