知露派として知られる鈴木宗男参院議員が、28日からロシア・モスクワを訪問していることが明らかになっている。31日まで滞在し、露外務省や漁業庁の高官と面会する。林官房長官はこれを受け「どのような目的であれ、ロシアへの渡航は止めるよう国民に求めてきている」と訪問は望ましくないとの考えを示した。モスクワは外務省に危険度レベル3(渡航中止勧告)に指定されていることなどを理由にしている。ちなみに、これまでに岸田首相や上川外相は、モスクワより危険度が高いレベル4(退避勧告)のウクライナを訪問している。