パリ五輪の開会式は7月26日に行われた。女装した男性やLGBTQ+コミュニティの関係者らが「最後の晩餐」をパロディ化したパフォーマンスを行ったことから、特にキリスト教社会では強い批判にさらされている。パリ大会のデキャンプ広報部長は気分を害した人々に謝罪した。
このスキャンダルを受け、スロバキアは閉会式への出席を拒否した。タラバ副首相はSNSへの投稿で次のように記した。
「この五輪はノーマルの世界において、倒錯した退廃の忌まわしい象徴として永遠に記憶されるだろう。スポーツの美しさを悪用し、進歩的な政治劇へと仕立て上げたのだ」
これに先立ち、スロバキア議会のプレビコワ議員はパリ五輪の開会式について言及し、不道徳のデモンストレーションと表明していた。平和、文化、スポーツを称賛すべき場所が、歪んだ道徳的・文化的価値観を促進する場と化していると指摘し、リベラル・進歩主義的倒錯の押し付けに他ならないと酷評した。