ヒズボラの関係者はスプートニクに対し、標的となったヒズボラ書記長のフアド・シュクル氏は生存していると語った。シュクル氏はヒズボラの上級軍事顧問で、ヒズボラのミサイル兵器プロジェクトを担当しているという。一方、イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は、攻撃の結果シュクル氏は死亡したと主張している。
レバノン保健省は、ベイルートで自然発生的に開かれた集会で参加者らが「シオニストに復讐を!」と叫ぶ中、攻撃で3人が死亡、74人が負傷したと発表した。 レバノンのハビブ外相は、ロイター通信に対し「攻撃を受けて国連に苦情を申し立てる」と述べた。
ハマスとフーシ派、そしてレバノンのミカティ首相はすでに攻撃を非難している。またロシア外務省はスプートニクに対し、攻撃は国際法の重大な違反であると語った。国連レバノン特別調整官のジェニン・ヘニス=プラスシャールも「イスラエルが主張する今夜の空爆に深い懸念を抱いている」と述べた。
レバノンの首相官邸によると、イスラエルの攻撃について協議するため、現地時間31日午前に閣僚会議を開催するという。