斉藤国交相は是正命令を出すに至った経緯について「ことし6月以降、立ち入り検査を行い、事実関係の確認などを進めた結果、多くの試験項目で、意図的な不正行為が行われていたうえ、トヨタ自動車からの報告には含まれていなかった追加の不正行為も確認された。国土交通省としては、これらの事実を重く受け止めている」と述べた。
そのうえで「今回の是正命令をしっかりと受け止め、抜本的な再発防止を徹底していただきたい。トヨタ自動車の再発防止策の策定とその着実な実施に向けてしっかり指導してまいりたい」と述べ、早急に再発防止対策を講じるよう求めた。