9.11米同時多発テロ 米国防長官が司法取引を破棄

オースティン米国防長官は、2001年米同時多発テロの被告3人との司法取引を破棄した。国防総省は3人が罪を認める代わりに死刑を回避する司法取引に応じたと発表していた。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
この記事をSputnikで読む
オースティン氏の決定の背景には、取引に対する遺族側からの批判の高まりがあるという。バイデン政権は7月31日まで被告らが司法取引に応じたことを知らなかったと主張している。
司法取引は、テロの首謀者とされる国際テロ組織「アルカイダ」の幹部だったハリド・シェイク・モハメド被告ら3人の死刑が免除されるという内容だった。3人は実行犯に資金やその他の支援を提供したと考えられている。
報道によると、米下院監視委員会は2日、司法取引の成立におけるバイデン政権の役割について調査を開始した。
コメント