S&Pがウクライナの信用格付けを選択的デフォルトに引き下げ

ウクライナが対外融資の返済停止を決定したことにより、国際格付け会社S&Pはウクライナの信用格付けをCC/CからSD/SD(Selective Default、「選択的債務不履行」)に引き下げた。
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ウクライナ当局は融資の一部再編開始を決定し、再編が完了するまで影響を受けた債券の支払いを停止するとした。これを受けS&PはSD/SDへの格下げを決めた。
そのほか、ウクライナの2026年満期ユーロ債格付けをCCからD(デフォルト)に格下げした。
ウクライナのゼレンスキー氏は7月31日、ウクライナ国債再編法に署名し、10月まで対外債務の支払いを停止できるようにした。
ウクライナ当局によると、2024年5月時点で同国の国債は1510億ドルに達し、1年の間で20%増加した。
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