マリがウクライナと国交断絶、テロ組織への支援に反発

西アフリカのマリは国内で活動するテロ組織をウクライナが支援していることを受け、同国との国交断絶を決定した。マリ政府のマイガ報道官によると、この決定は「即時」に発効するとのこと。
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セネガルのセネニュースによると、マリとモーリタニアは、ウクライナ人教官の元でテロ組織が訓練を受けている事実を調査しているという。ウクライナ人教官による訓練はモーリタニア領で行われているとのこと。さらに、フランスの有力紙ル・モンドによると、マリの分離主義者組織CSP-DPA連合の戦闘員らはウクライナ領内でも訓練を受けていたという。
マリの近隣諸国は西アフリカ問題にウクライナが介入していることに不満を表明している。セネガル外務省は、テロリストへの支援を背景に、ウクライナのピヴォヴァロフ大使を召喚して厳重抗議した。さらにブルキナファソ外交省はウクライナがテロ組織を支援していることを批判するよう、国際社会に呼び掛けている。
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