ファイナー大統領副補佐官(国家安全保障担当)はCNNの取材に応じた中で次のように発言した。
「イスラエルは並外れた脅威に直面している……米国と他のパートナーや同盟国はイスラエルが自衛し、脅威に打ち勝つことを支援するために団結した。我々は必要に応じて再びそうする準備をしている」
アクシオスが情報筋の話として報じたところによると、ブリンケン米国務長官はG7諸国の外相に対し、イランとレバノンのイスラム主義組織「ヒズボラ」によるイスラエルへの攻撃が早ければ5日にも始まる可能性があると語ったという。
ブリンケン国務長官は報復攻撃の正確なタイミングを把握していないものの、24時間から48時間以内に開始される可能性があるとのこと。
また、米国は「防衛を目的」として中東に追加派兵するともG7外相に語ったという。
中東における大規模な戦争の危険が高まる中、イラクのスダニ首相はブリンケン国務長官と電話会談を行い、事態の悪化を防ぐにはガザ地区におけるイスラエルの軍事作戦終結、及びレバノンへの「拡張」を中止することが必要だと主張した。
これに対し、ブリンケン氏はイラクが事態をエスカレートさせることなく地域の状況を解決する上で重要な役割を担うことに期待すると指摘したとのこと。