平和記念式典 広島市長がゴルバチョフ元ソ連大統領の言葉を引用

広島に原爆が投下されて6日で79年。広島市の平和公園では平和記念式典が行われ、広島市の松井一実市長は平和宣言を読み上げた。その中で、対話により東西冷戦を終結に導いたミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領の言葉を引用した。
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「かつてゴルバチョフ元大統領は、『我々には平和が必要であり、軍備競争を停止し、核の恐怖を止め、核兵器を根絶し、地域紛争の政治的解決を執拗に追求する』という決意を表明した」
また松井氏は、ゴルバチョフ氏がレーガン元米大統領との対話を通じて冷戦に終止符を打ち、米ソ兵器廃棄条約に署名した」と述べ、対話の重要性を強調した。
式典には109カ国の代表が招待されたが、ロシアとベラルーシは2年連続で招待されなかった。一方で、ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルのコーヘン駐日大使は式典に出席。イスラエル代表を式典に招待したことをめぐり、市民グループなどからは抗議の声が上がっていた。
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