5日の日経平均株価の終値は過去最大となる4451円安を記録していたが、その反動から輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄で買い戻しの動きが広がった。また、5日に一時1ドル=141円台まで高騰していた円相場が下落に転じ、6日午前の東京外国為替市場で一時1ドル=146円台をつけたことも買い戻しの要因となった。大阪取引所では、急激な変動を受け、日経平均先物やTOPIX(東証株価指数)先物の取引を一時中断する「サーキットブレーカー」と呼ばれる措置が取られた。