米駐日大使、長崎「原爆の日」欠席へ イスラエル不在理由に

9日に長崎市で予定されている「原爆の日」の平和記念式典について、原爆を投下した当事国・米国のラーム・エマニュエル駐日大使が欠席することが明らかになった。7日、朝日新聞などが伝えた。代わりにアシーケ在福岡米領事館首席領事が出席する。
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主催者の長崎市が、ガザ情勢などを背景にイスラエル大使を招待しなかったことを理由としている。同様の理由で、英国のロングボトム駐日大使も欠席する意向を示していた。
一方でエマニュエル大使は6日、イスラエル大使も参加し行われた広島の「原爆の日」の式典には参加し、平和祈念館も訪れている。長崎については2022年に参加したものの、台風で縮小開催となった昨年は現地入りが叶わなかった。
長崎市の鈴木史朗市長は7月末の会見で、平和記念式典にイスラエル代表を招待しないと発表した。また、ウクライナ情勢を理由に、ロシアとベラルーシについては3年連続招待を見送っている。
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