日経平均暴落は当然の結果=ITアナリスト深田氏

5日、日経平均株価が1987年のブラックマンデーを超える過去最大の大暴落を記録したことを受け、ITビジネスアナリストの深田萌絵氏はスプートニクに対し、「暴落は起こるべくして起こった」との見解を語った。
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「基本的に日経平均は日銀当座預金(金融緩和の量)と相関関係が高いです。量的緩和のエグジットを模索してマネーサプライを増やせないという事情を抱える一方で、内閣府が発表したデフレ脱却の四要件を満たさない経済が弱いなかでの利上げ発表ですから、当然の結果だと思います」

また深田氏は、現在の株式市場の状況について「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)からすると楽観できない」と危機感を示した。
東京株式市場は5日、日経平均株価の終値が前週末比4451円安の3万1458円となった。下落幅は1987年10月19日の米株価暴落「ブラックマンデー」の翌日に記録した3836円安を大幅に超え、過去最大。
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