英国 反移民デモに反対する数千人が街頭に繰り出す

英国では、子ども3人が殺害された事件を受けて反移民デモが相次いで行われていたが、これに反対する数千人が、極右勢力が関与する抗議活動に反対するために各都市の街頭に繰り出した。英国の各メディアが報じている。
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先に、スカイニュースは、英国で7日夜に極右団体が関与する100件以上の抗議活動が見込まれると報じていた。
デイリー・メールは「数千人が集結し、移民局への襲撃を計画していた極右団体に対し、英国は憎悪を歓迎しないという明確なシグナルを送った」と伝えている。
ガーディアンによると、デモは平和的なもので、参加者はプラカードを持ち、反人種差別や移民擁護といったスローガンを唱えたという。
7月末、イングランド北西部のサウスポートで17歳の少年が刃物で襲撃し、3人の子どもが死亡する事件が発生した。これを受け、多くの都市でデモが行われたが、犯人がイスラム系移民であるとの噂が流れたことで警察との衝突や暴動にエスカレートした。
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