シリアでは米軍による不当な駐留に反発が高まっている。9日から10日にかけてシリア東部の米空軍基地にドローン攻撃が行われ、火災が発生していた。
シリア政府によると、クルド系武装組織は米軍の航空支援を受けて北部と北東部を攻撃しており、多くの民間人が殺害されている。
シリア外務省は米国の不当な駐留を占領行為と評価している。そしてクルド系武装組織への支援は「地域における自らの目標を達成」するための試みに過ぎないと批判した。
クルド系武装組織はシリア内戦以降、独立を主張している。米軍はこうした武装組織の支援を口実にシリア国内で不当な駐留を今も続けている。