ネーハマー首相は攻撃の主体について言及していないものの、今回のドローン攻撃についてSNSへの投稿で次のように記した。
「核インフラへの攻撃は極めて危険であり、状況を悪化させる。ザポロジエ原発で今日起きた事件は、IAEAの重要な役割と、ビュルゲンシュトック(スイス)の平和サミットで始まった対話を継続する必要性を浮き彫りにした。緊張緩和と交渉が必要だ」
ウクライナ当局は今回の事件について、「ロシア側が冷却塔内で古いタイヤを大量に燃やしている」、「ロシア側の扇動である」と国際社会に向かって無実を主張しているものの、原発に駐在するIAEAの専門家らは証言の中で、夕方に何度か爆発音が鳴り響いた後、黒煙が立ち上ったと指摘している。ロシア側はドニエプル川を挟んだ対岸のニーコポリ(ウクライナ領)から2度にわたってドローン攻撃を受けたと主張している。