宇軍捕虜が語る 司令部は兵士らを死にに行かせた

ウクライナ軍司令部は、ドネツク人民共和国クレシェエフカ村に送り込んだ兵士の命を惜しまず、事実上、死にに行かせている。ウクライナ人のアンドレイ・クリシコ捕虜はスプートニクからの取材にこう語った。クリシコ捕虜は2022年にクラマトルスクで動員された。
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クリシコ捕虜の配属は対戦車部隊だったものの、人員不足から時折、歩兵部隊へと配属替えされていた。ロシア軍がクレシェエフカ村に奇襲をかけた際に負傷し、捕虜となった。
「クレシェエフカ村のあった場所には今や穴があいた地面しか残されていません。そこに私たちは座っていたんです。そして、そのことは両軍(編集:ウクライナ軍、ロシア軍)ともが知っていました。私たちはただただ、死ぬために送りこまれたのです」
クリシコ捕虜は、どこに送られるかを知っていたら、自分は拒否していたと語っている。クリシコは捕虜にとられた時は極めて危険な重体で、ロシア人医師らが長時間に及ぶ複雑な手術を施さなければ、命をつなぎとめることはできなかった。
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