気象庁は、南海トラフの想定震源域でプレート境界の大きな変化を示す地震活動や地殻変動が確認されていないためと説明している。だが、平常時でも30年以内に巨大地震が起こる確率は70~80%だとして、日頃からの備えを改めて呼びかけた。また、JR東海は同日、巨大地震の注意の呼びかけを受け東海道新幹線の三島~三河安城駅間で実施していた減速運転を終了し、通常運転に戻したと明らかにした。