式には、戦争で亡くなった人の遺族など約4300人が参列。新型コロナウイルスの影響で参列者の数を絞っていたが、5年ぶりに従来並みの規模で開催された。岸田首相は、式辞で「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」とし、「この決然たる誓いを世代を超えて継承していく」と強調した。一方、アジア諸国に対する加害責任には言及しなかった。天皇陛下は「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う」と述べられた。