ドイツは爆破されたパイプラインの損失をウクライナとポーランドに請求すべし=独連邦情報局元長官

ドイツ政府はロシアと共同で開発した天然ガスのパイプライン「ノルド・ストリーム」、および「ノルド・ストリーム2」の爆破に伴う損失を実行したウクライナ、及びこれを支援したポーランドに請求すべきである。独連邦情報局のハニング元長官が現地メディア「ウェルト」の取材に応じた中で発言した。
この記事をSputnikで読む
ハニング元長官は番組の中で、「連邦政府が損失の補償を要求する必要がある」ことを理解すべきだと発言した。
元長官によると、ウクライナのゼレンスキー氏とポーランドのドゥダ大統領は合意を交わしていたという。それによると、ウクライナの特殊部隊がパイプラインを爆破する上でポーランドによる支援を受けたとのこと。
独メディアは14日、独連邦検察庁が実行犯の1人とみられるウクライナ人の男の逮捕状をとったと伝えた。検察は公式にはコメントをしていない。
事件は2022年9月に発生。これまでにウクライナ関与説や米独などNATO諸国による犯行など様々な説が報じられている。ロシアは沿岸国に共同調査を打診したが、前向きな返答は得られなかった。
コメント