ジョンソン氏が長距離兵器の使用許可を要請、「対ロシア攻撃支援のリーダーとなれ」

ウクライナがクルスク州への越境攻撃を開始したことを受け、英国は「任務を終える」ためにも西側兵器によるロシア国内標的への攻撃を許可すべきである。英国のジョンソン元首相が与党・労働党に呼びかけた。
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ジョンソン元首相は英紙デイリー・メールに寄せた記事の中で、ウクライナの越境作戦を「ここしばらくで最高のニュース」と呼んだ。
一方、ロシア軍は依然として滑空爆弾によりドンバス地域で成功を収めているとした。ウクライナ軍の課題は滑空爆弾による攻撃を阻止することだが、それにはロシア機が使用する空軍基地を破壊する必要があるとのこと。
ウクライナは英国と米国からそれぞれ長距離ミサイル(Storm Shadow、及びATACMS)を受け取っていることから、ついに攻撃許可を出すときが来たと指摘。現状、ウクライナ軍は「片手で戦っている」とし、「任務を終える」ためにも、「中途半端な措置」を止めて兵器運用を全面的に許可するよう訴えた。そして英国がロシア領への攻撃を許可すれば、他国もこれに続くとし、対ロシア攻撃問題で「リーダーシップを示す」よう求めた。
ウクライナのゼレンスキー氏は7月、英政府よりロシア国内の目標に向けて長距離ミサイルを使用する許可を得たと表明していた。その後、英国防省はこの発言を否定していた。
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