イスラエル・パレスチナの紛争激化

米国がガザ紛争を本気で止めたいと望んでいるとは考えていない=ハマス幹部

ガザ地区での停戦と人質交換に関する協議が15日からカタールの首都ドーハで行われているが、最近の紛争の激化を平和的に解決しようとする米国の努力は、イスラム組織ハマスによって疑問視されている。
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「米政権は、戦争を止めるという真の意図もなく、単に時間稼ぎをするために偽りの楽観的感覚を作り出そうとしている」
イスラム組織ハマス幹部のサミ・アブ・ズフリ氏は、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対しこのように語った。
ホワイトハウスは停戦交渉の進展を誇示している。同紙によると、ある米政府高官は16日、協議は「終盤戦」に入り、この2日間は「このプロセスにおいて、この何ヶ月間で最も建設的な48時間だった」と主張したという。
一方、ハマスのオサマ・ハムダン政治局員はメディアに対し、ハマスはもはや米国をガザ地区での停戦達成を支援でき、信頼できる交渉相手とはみなしていないと話した。
ハマスは今週カタールで予定されていた停戦交渉を拒絶したが、21日にはエジプトで新たな協議が行われる予定。
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