沖縄の米軍基地問題

辺野古新基地、本格工事始まる 代執行後で初

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局は20日、軟弱地盤のある大浦湾側の護岸整備に着手した。本格的な工事が始まるのは代執行による計画変更の承認後で初めて。
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日本の各メディアによると、これまでは杭の試し打ちやサンゴの移植作業を行っていた。一方でこの日は作業船で金属製の杭が埋め込まれた。
移設に反対する沖縄県は国との協議が調うまで着手しないよう求めてきたが、裁判所に工事を認められた国は協議を打ち切り準備を進めていた。
辺野古移設をめぐっては昨年9月、工事計画変更を承認するよう国が求めた「是正指示」は違法だとして県が起こした裁判で、県側の敗訴が最高裁で確定。それでも玉城デニー知事は許可しなかったため、国は「代執行」で変更を承認。1月には一部工事が始まっていた。
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