会見で枝野氏は、自民党の裏金問題などを受け「国民は新しい選択肢を求めている」と指摘。次の解散総選挙で民意を受けるため、立民が「自民に代わる新たな時代の国民政党へ進化しなければならない」と訴えた。
旧統一教会については「反社会的勢力」と批判。企業・団体献金や政治資金パーティーについては、1円単位の公開を実現するとした。
枝野氏は60歳、当選10回のベテラン議員。民主党政権では経産相、官房長官などを歴任した。2017年には自身が中心となって立憲民主党を立ち上げ、2021年まで代表を務めた。
立憲民主党の代表選は9月7日に告示、23日に投開票と、自民党総裁選とほぼ同時期に行われる。
これまでの日本メディアの報道によると、現職の泉健太代表は再選を目指して準備を進めている。また、野田佳彦元首相は地元千葉県連の議員団から出馬要請を受けており、「熟慮したい」と出馬を匂わせている。