中国の李強首相がベラルーシを公式訪問する一環で発表された両政府の共同コミュニケには次のように記されている。
「双方は第二次世界大戦の勝利結果を着実に擁護し、第二次世界大戦に関する歴史のいかなる歪曲や改竄にも断固として反対する」
両国は2025年、中国の抗日戦争、及びソ連の大祖国戦争勝利80周年を祝うほか、第二次世界大戦の歴史について「信頼できる見解を共同で推進する」と記されている。
また、コミュニケによると、両国は防衛、司法、法執行、安全保障の分野での協力を強化するほか、覇権主義、及び不当な一方的制裁、内政干渉、民主主義や人権の問題に関するダブルスタンダードに共同で対抗するとした。さらに多極化世界の構築、及び経済の包括的グローバル化に向けて歩調をそろえるほか、あらゆる紛争の平和的解決を訴えた。
中国の李強首相は8月22日から23日にかけてベラルーシを公式訪問している。