京都国際の甲子園優勝 韓国・尹大統領も祝賀

「夏の甲子園」決勝で23日、延長10回のタイブレークの末、京都国際(京都)が関東第一(東東京)を2-1で下し、府勢として68年ぶりの優勝を果たした。京都国際は韓国系学校がルーツであることから、野球ファンとして知られる韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領もSNSで祝賀メッセージを発表した。
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「京都国際高校の甲子園優勝を心からお祝いします。野球を通じて韓日両国がさらに親しくなってほしい。やはり野球は素晴らしい。たくさんの感動を生み出しますから」

また、趙兌烈(チョ・テヨル)外相も「非常に誇りに思い喜ぶ」とメッセージを発表。「これまで京都国際高校は韓日間の和合の象徴であり、友情の架け橋として両国民から大きな愛を受けてきた」と指摘した。
韓国の主要メディアも優勝を速報で伝えた。韓国語の校歌が演奏されたことも注目された。
京都国際は韓国系の民族学校「京都韓国学園」の流れを汲み、2004年から一般にも門戸が開かれた。現在は生徒の約8割が日本国籍だというが、韓国語を中心とした国際教育に力を入れており、卒業すれば日韓両国の高卒資格が取得できるのが特徴。
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