世界情勢が変わろうとしているなかで、日本の果たすべき責任、役割は何かを明確にし、行動に移さなければならない。総裁選では世界の形をしっかりと議論しなくてはならない。
ワクチン、ライドシェア、マイナンバーなど、批判はあったが物事を前に進めた。口先だけでなく、改革を積み上げてきた実績が問われる総裁選になる。日本の将来のために改革をしっかり進め、分厚い中間層をもう一度つくる。
裏金問題は捜査機関的には終わったが、書類を修正するだけでは、国民の理解は得られない。不記載分を返金することで「けじめ」とすれば、それぞれの議員が自民候補として国民の審判を仰ぐことになる。
SNS上でのブロックについては、ネット上で誹謗中傷は野放しにされているため。誹謗中傷されたらブロックすることをお勧めしたいし、ブロックはけしからんと批判するのもおかしいと声を大にして言いたい。
解散総選挙は総理大臣の専権事項なので、解散するときに申し上げる。今の時点で自分の手を縛ることは避けたい。
河野氏は当選9回の61歳。外相や防衛相、ワクチン担当相などを歴任し、現在はデジタル担当相を務める。父は元自民党総裁で衆議院議長も務めた河野洋平氏。
これまでに総裁選には小林鷹之前経済安全保障相、石破茂元幹事長が立候補している。また、小泉進次郎元環境相、上川陽子外相、茂木敏充幹事長ら計10人前後が立候補する可能性があり、混戦が予想される。