ワーゲンクネヒト議員は40分間にわたって選挙演説を行っていた。その最後に男がステージに近づき、議員に向かって赤い絵の具を投げつけた。男はすぐさま拘束され、オーディエンスは「サラ!サラ!」と叫び、襲撃された議員を支持した。
エアフルトはチューリンゲン州の首都で、9月1日に地方議会選挙が行われる。ワーゲンネヒト議員が結成した「サラ・ワーゲンクネヒトの同盟」(SSV)は世論調査で約18%の支持を得て、第3位となっている。
ワーゲンクネヒト議員は左翼党と決別し、2024年にSSVを結成した。SSVはウクライナへの武器供与を批判し、紛争の平和的解決を求めている。