元自民議員・広瀬氏を起訴 国から350万円詐取

東京地検特捜部は30日、国から勤務実態のない秘書の給与など約350万円を騙し取ったとして、自民党を離党した広瀬めぐみ元参院議員を詐欺罪で在宅起訴した。読売新聞などが伝えた。
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広瀬被告は2022年12月から2023年8月にかけて、公設第1秘書である男性の妻を公設第2秘書として届け出ていたものの、勤務実態がなかった。問題が発覚した後、自民党を離党し議員も辞職していた。
一方、広瀬被告は30日、「秘書の給与として受け取った支給額を、利息をつけて国庫に返納した。改めてお詫びする」とのコメントを発表したという。
元自民党の国会議員による「政治とカネ」の問題はとどまるところを知らない。29日には、違法香典事件などに絡み堀井学元衆院議員が略式起訴され、罰金100万円と公民権停止3年の略式命令が出ていた。
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