総裁になれば派閥を離脱、人事は適材適所=麻生派の河野氏

自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を表明した河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は神奈川新聞社の取材に応じた中で、総裁になれば所属する麻生派を離脱する考えを示し、長老や派閥が閣僚・党役員の人事に影響を及ぼす旧来型の自民党政治を脱却すると表明した。
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麻生氏は党内の「長老」らによる影響力について、「私が総理になったら介入する人はいないでしょう」と述べた。河野氏は組閣や党役員の人事方針について、「適材適所に尽きる」と強調、「人事で派閥は全く意識しない」と述べた。
総理になれば派閥を抜けるのかと問われると、河野氏は「そうだ」と即答した。
党内で唯一存続する麻生派は総裁選への対応として河野氏を原則支持する方針を確認している。
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