韓国、ディープフェイクポルノでテレグラム捜査 仏と協力も検討

SNS「テレグラム」創設者のパベル・ドゥーロフ氏がフランスで起訴された事件に絡み、韓国警察が国際機関を通して仏捜査に協力する可能性を示した。聯合ニュースが伝えた。
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韓国では女性の顔とわいせつ画像などをAIで合成したディープフェイクポルノが社会問題となっている。秘匿性の高いテレグラムはその温床になっているとして、韓国警察はテレグラムに対する捜査を開始していた。
捜査容疑は、ディープフェイクのわいせつ動画やその他の違法なコンテンツを拡散するテレグラム内の8つのチャットルームを放置し、共謀したなどとしている。また、チャットを作成したユーザーも訴追される可能性がある。
仏当局は8月24日、プライベートジェットでアゼルバイジャンから到着したドゥーロフ氏を空港で拘束。テレグラムを悪用した麻薬や児童ポルノといった犯罪を看過したなどの容疑がかけられている。28日、仏検察は同氏を起訴。500万ユーロ(約8億400万円)の保釈金支払いや、フランス国外への出国禁止などの条件が課され保釈となった。
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