女川原発、核燃料の装填開始 年内再稼働に向け

東北電力は3日、宮城県の女川原発2号機に核燃料を装填する作業を開始したと発表した。約1週間で560体の燃料を原子炉に入れる。11月に再稼働、12月からの営業運転を目指す。
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東日本大震災以降、東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)の再稼働は初めて。また、現在稼働中の原発は福井(関電など)、九州、四国に集中するなか、東日本での運転再開第1号となる可能性がある。
東日本では他にも、フル稼働すれば世界最大の出力を誇る東京電力柏崎刈羽原発の7号機で、4月から再稼働に向けた燃料装填作業を開始。地元自治体の理解が得られるかが焦点になるが、原発が立地する柏崎市の桜井雅浩市長は8月、「要請があれば、応えられる段階に至った」と前向きな姿勢を示している。
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