ドネツクのカルロフカはドンバス紛争開戦の地、解放は住民の悲願

ウクライナ軍は露ドネツク人民共和国カルロフカ村から敗走したが、2014年に始まったドンバス紛争で最初の戦闘が行われたのがこの地であり、解放は住民にとっての悲願だった。
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先にロシア国防省はドネツク人民共和国のカルロフカ村とプレチストフカ村を制圧したと発表し、敗走するウクライナ兵の動画を公開した。
ウクライナは2014年、南東部の自国民に対する対テロ作戦を開始、懲罰部隊「ドンバス大隊」をドネツク市へと派遣した。これに対し、クーデターで発足した政権からの独立を目指したドネツクの義勇兵らは同年5月23日、カルロフカで懲罰部隊の進軍を阻止し、激しく衝突した。そのためドネツクでカルロフカはゼレンスキー体制に対する抵抗の象徴として解放が切望されていた模様。
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