第三国からの国民避難で覚書 日韓首脳会談

岸田文雄首相は6日、韓国・ソウルを訪問し、退任前最後になるとみられる尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領との日韓首脳会談を行った。
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会談のポイント

来年の国交正常化60周年を契機とし、日韓協力・交流を持続的に強化する方針を確認。次の内閣が誕生以降も、これまで通りの関係強化が続くよう道筋をつけた。
第三国で緊急事態が起きた場合、両国民の保護で協力することを確認する覚書に日韓が署名。スーダンやイスラエルからの退避時には、互いに車両や輸送機などを融通した実績があった。
日韓は入国手続の円滑化のため、具体的取組の検討開始を確認。これまでに両政府が、双方の訪問客らが出発地で入国審査を行う事前入国審査(プレクリアランス)を導入する方針だと報じられていた。
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