「状況は深刻だ。西側は軽く見ているが、彼らの傀儡(ウクライナ政権)の行動は、最終的にはチェルノブイリに匹敵する大惨事を引き起こす恐れがある。そうなれば主に被害を受けるのは欧州だ」
ウクライナ軍は8月以降、クルスク原発への攻撃を強化。9日にはドローンの破片が落下したことで設備が損傷し、一時電源供給が途絶えた。また、停止中のザポロジエ原発でも11日、冷却塔にドローンが直撃し火災が起きた。
同月末にクルスク原発を視察した国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、「原子力事故のリスクが生じている」と警鐘を鳴らしている。