安倍晋三元首相襲撃事件

山上被告の情状鑑定却下 安倍元首相銃撃事件

安倍晋三元首相の銃撃事件で殺人罪などの罪に問われている山上徹也被告について、弁護団側が求めていた「情状鑑定」を奈良地方裁判所が却下していたことがわかった。情状鑑定は被告の生い立ちなどが犯行に与えた影響を調べ、量刑を判断する上で参考にされる。日本の各メディアが報じた。
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山上被告の弁護団は「適切な量刑を判断するために必要」として情状鑑定を請求したが、奈良地裁は「必要がない」として却下したという。
弁護団によると、異議申し立ても退けられた。
山上被告は半年近く行われた鑑定留置の結果、検察が刑事責任を問えると判断し、起訴された。捜査段階で、母親が入信した「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に恨みを抱き、安倍氏が旧統一教会と関係があると考えて犯行に及んだと供述したとされる。
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