米国連大使、アフリカなど3か国の常任理事国入りを支持

米国はアフリカの2か国と、島しょ国1か国の合わせて3か国が拒否権を持たない常任理事国として安保理に加わることを支持する。
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トーマスグリーンフィールド国連大使は12日、ニューヨークで講演し、新たにアフリカの2か国を常任理事国に加えることを支持した。また、気候変動による影響をうける島しょ国1か国も加えるべきだとした。ただし、具体的な国名はあげていない。
なお、拒否権を持つ常任理事国が増えれば安全保障理事会が機能しなくなるとし、拒否権を持つ常任理事国は現在の5か国にとどめる考えを示した。
アフリカ諸国は現在、安保理非常任理事国10か国のうち3議席を確保しているものの、平和維持活動など安保理に占める議題の約6割をアフリカ関連の事案が占めており、現状は当事者の意見が十分に反映されないと不満を表明している。
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