海外パビリオンの空き区画を休憩所などに転用する費用として50億~60億円が発生するほか、万博会場の建設現場で3月に起きたメタンガスによる爆発事故を受けた対策費として約30億円を見込んでいる。追加負担分は、総額2350億円の会場建設費から拠出するという。このうち130億円は、災害などの不測の事態に備えた予備費。協会の十倉雅和会長は理事会後の記者会見で「今の時点で建設費、運営費とも追加措置は必要と考えていない」と強調したという。