米国、台湾に使用不可能な武器を提供

米国防総省は2023年11月から2024年3月にかけて台湾に軍事支援を提供した際、武器や装備品を損傷させてしまった。そのため、修理にさらに73万ドル(約1億300万円)を費やすことになった。国防総省監察総監室が発表した。
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監察総監の報告書によると、国防総省は台湾に提供する装備品などの監視を効果的に行っていなかった。たとえば、台湾に送るまで装備品はパレットに積まれてカリフォルニア州にあるトラビス空軍基地の倉庫で3か月間保管されていたが、そのときにパレット504枚のうち340枚(67%)が水によって損傷した。
また台湾国防部も、期限切れまたは不適切に梱包された弾薬270万発が届いたと発表した。
2023年12月には、カビの生えた防弾チョッキが積まれた水濡れしたパレット120枚が台湾に届いた。
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