イスラエル当局がサイバー攻撃でヒズボラの通信機器を過熱させて爆発か、20gの爆発物が検出

イスラエル諜報特務庁「モサド」は、レバノンのイスラム主義組織「ヒズボラ」で使用されている通信機器のバッテリーに爆発性物質を塗り付けていた。スカイ・ニュース・アラビアが報じた。
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モサドは通信機器の引き渡し前にアクセスし、爆薬のPETNを通信機器のバッテリーに塗り付け、後にサイバー攻撃でバッテリーの温度を上げて危機を爆発させたという。
アルジャジーラTVによると、爆発した通信機器には約20グラムの爆発物が含まれていたとのこと。ポケベルはおよそ5ヶ月前にレバノンに持ち込まれた模様。
ヒズボラのスポークスパーソンによると、この装置は多くのメンバーが使用していたという。爆発はマルウェアによって引き起こされた模様。通信機器が熱くなっていることに気づいたメンバーの何人かは爆発前に機器を投げ捨て、被害を免れたとのこと。
レバノンでは17日、各地で通信機器が爆発した。この事件で4000人以上が負傷し、11人が死亡した。
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