新しい原子力電池は、アメリシウムの放射性同位体の崩壊によって発電する。その粒子は多くのエネルギーを持っているが環境の中ですぐに失われてしまうため、それを防ぐために研究チームはアメリシウムを高分子結晶に埋め込んだ。この結晶はエネルギーを緑色の光に変換する。
そして、この光が太陽電池に当たり、電気になる。放射能汚染を防ぐため、電池の表面は水晶でカバーされている。
今のところ、出力は139 マイクロワットと比較的小さいが、研究チームは、従来のエネルギー源が適さない宇宙や水中などの環境下で使用できるようになると指摘している。