共同声明の主な内容
東シナ海及び南シナ海の状況を深刻に懸念している。係争地形の軍事化及び南シナ海における威圧的かつ脅迫的な操船に対する深刻な懸念を表明し続ける。
米国沿岸警備隊、海上保安庁、豪州国境警備隊及びインド沿岸警備隊が、相互運用性を向上させ、海上安全を促進するために、2025年に史上初 の海上における日米豪印シップ・オブザーバー・ミッションを立ち上げる。
国連安全保障理事会の常任及び非常任理事国議席の拡大を通じて、より代表性があり、包摂的で、透明性があり、効率的で、効果的で、民主的で、説明責任を果たせるものにするという緊急の必要性を認識し、国連安全保障理事会を改革する。
常任理事国の拡大は、改革された安全保障理事会におけるアフリカ、アジア、ラテンアメリカ及びカリブ海地域の代表を含めるべきである。
日米豪印諸国は、サイバー領域における悪化する安全保障環境に直面し、国家に支援された主体、サイバー犯罪者及びその他の悪意ある非国家主体による共通の脅威に対処するため、我々のサイバーセキュリティ・パートナーシップを強化する。
ウクライナ情勢に関しては、「主権及び領土一体性の尊重を含む国連憲章の目的及び原則に整合的な形での国際法に沿った包括的、公正かつ永続的な平和の必要性を改めて表明する」とし、「最も深い懸念を表明する」と述べるにとどめた。
4カ国の首脳は、2025年の日米豪印首脳会合についてインドが主催することで一致した。