伊豆諸島と小笠原諸島に発表の津波注意報が解除 津波の観測情報と気象庁の会見要旨

24日午前8時20分に伊豆諸島と小笠原諸島に発表された津波注意報について、気象庁は午前11時すぎにすべて解除した。
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午前8時14分ごろ、鳥島近海を震源とするマグニチュード5.9(推定)の地震が発生した。震源の深さは10キロ。
その後、以下の時刻と場所で津波が観測された。
午前8時58分に八丈島八重根で50センチ
午前9時11分に三宅島の坪田と阿古で10センチ
午前9時34分に神津島港で20センチ
午前9時37分に伊豆大島岡田で10センチ
気象庁は午前10時20分から会見を開いた。気象庁によると、鳥島近海での地震で震度1以上を観測したところはなかった。
気象庁は今月19日に、震源地から近い須美寿島で火山活動が活発になっている可能性があるとして噴火警報を発表していたが、現時点では火山活動と今回の地震の関連はわからないと説明した。
2023年10月5日と9日にも気象庁は津波注意報を発表しており、5日は八丈島で最大20センチ、9日は八丈島で最大70センチなどの津波が観測された。このときの地震と津波は当時発生した鳥島付近の海底火山での噴火が関係している可能性が高いとみられている。
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